ランニング途中での、フォーム(姿勢)の直し方
ランニングをしていると、なんだか背中が丸くなってきたように感じたり、腰がまっすぐしていないような気がしたりして、少しフォームが乱れたかなとか、重心が下がったかなと思うときがあります。
ランニングの途中では、いちいち止まって基本の姿勢を作るなんてできません。そんなときにいいのが、次の方法です。
1.走りながら、両手の指を体の前で互い違いに絡めたら(この時、手のひらは自分のほうを向いている)、手首を回転させて手のひらを前に向け、両腕を一緒に頭の真上にあげて、上に伸びをする。
2.お腹をひっぱりあげるような意識を持ち、下腹を固定させる。
3.腕を、体の両側に円を描くように、ゆっくり降ろす。
4.普通に走り続ける。
この一連の動作で、またお腹が固定され上半身が安定します。3では、肩の関節も同時にほぐすことができます。呼吸をしながら、これでフォームを直していきましょう。
街ランをしているときは、赤信号で止まってしまったときにこの動作をして、リフォームを立て直したり、重心を上に戻したりするといいでしょう。