丹田(たんでん)の位置を確認する方法
「ランニングの正しい基本フォーム」で、下腹(したばら)を意識したフォームを作る方法をお伝えしましたが、その下腹(したばら)というのが、「丹田」のこと。ランニングやマラソンだけでなく、いろいろなスポーツ・運動で「丹田」という言葉を聞くと思います。
「丹田(たんでん)」の位置を確認するのにいい方法を本で読みました。その方法は、横になり、両脚・上半身を持ち上げます。Vの字になった時、下腹部に力が入っているはずですが、ここが丹田だそうです。
肩こりの人や背中が凝っている人は、肩や背中に力が入ってしまって、重心が高くなりがち。でもこの丹田(たんでん)を意識すると、重心が下がりカラダが安定します。
「ランニングの正しい基本フォーム」にあるような順番で、丹田(下腹=したばら)を意識したランニングフォームを作りましょう。
また走るときだけ丹田を意識するのではなく、普段歩くときや、電車・バスに乗って立っているときなども丹田を意識して立つようにすると、いい訓練になります。通常の筋トレやランニングドリルでも、丹田を意識した重心の低い安定したフォームで行うと、体がぶれにくくなり、ふらつきもなくなります。