脚の動きを効率的にするランニングドリル
体の動きを作るため、そして体をより効率的に動かし走りを強化するたのランニングドリルと言われるトレーニングがあります。この動きを体が覚えれば、ランニング・フォームも美しくなります。ランニング初心者がやってみたい、入門的なものをご紹介します。
◆1本の直線の上を歩くランニングドリル
足を動かす距離をなるべく短くして、効率的に走るためのドリルです。
1.1本の直線の上を歩くつもりで、左右の足を前に出して歩く。
2.3、4mぐらいずつ、何回か行う。
3.次に、3mぐらい上記のように歩いたら、そのまま走り出してみる。
◆足をクロスさせて歩くランニングドリル
上記の「直線の上」の進化形。さらに足をクロスさせ歩くことで、より効率的な足の運びを体得するためのドリルです。3で走り出したら、両脚の間が、ドリル前より狭まっていることに気づくでしょう。
1.上記の直線よりもより奥に、それぞれの足を出して歩く。
2.3、4mぐらいずつ、何回か行う。
3.次に、3mぐらいクロスさせて歩いたら、そのまま走り出してみる。
◆手の振りと足の出し方を覚えるためのドリル「あやつり人形」
1.まっすぐに立つ。
2.左脚をあげ、ひざを直角に曲げ、足先は上を向けて、正面に靴の裏を見せるようにする。右手は軽く前に出し、右手から糸が出ていて、左足先とつながっていると想像する。
3.次に、右脚、左手を同じようにして、糸でつながっていると想像する。
4.その場で(前に進んだりせずに)、2と3を交互に繰り返す。
*注意:手と足先をつなぐ想像の糸は、なるべく短くする。(=足と手の距離を短くする)