森林浴マラソンが好きな人、トレイルランをやっている人や興味がある人に向いている北海道のマラソン大会。「自然を満喫して楽しく走る」がコンセプトの大会で、1981年が第1回。この大会のために北海道千歳市の原生林を解放してもらい、清々しい林の中や、フィニッシュ手前では千歳川の清流を見て走ります。

林道もあるので、普段アスファルトしか走り慣れていない人は砂利道など未舗装道路での練習も少ししたほうがいいかもしれません。フルマラソンだと8割、ハーフで6割が未舗装道路です。東京から参加した知人も、慣れていなかったのでちょっと驚いたと言っていました。北海道の6月初旬ですが、そんなには寒くなく、大変暑い年もあるようです。

高低差は、フルマラソン出場の場合、155m（22キロ地点が最高標高地点）。ハーフマラソンまでは急な下りが１～２か所ありますが、そんなに高低差はありません。平均勾配0.7％、0.4度で、フラットなコースです。

大会後には、「支笏湖温泉 日帰り入浴 半額券」をもらえるので、支笏湖温泉でゆっくりできます。支笏湖温泉に前泊するのもいいですね。

参加者のランネットなどからの口コミ・感想：
◆「大自然の中をゆったりと走れるこの大会は，大好きです」
◆「未舗装路ですから砂ぼこりは立ちます。大丈夫！想定済み！原生林の中を走るから沿道の応援はありません。これまた想定済み！私が苦しかったのは木々の間を抜けて走るので「あれっ？さっきこの道走ったよな？？」といった似たような道が走っても走っても目の前に表れるデジャブ感でした。」
◆「給食の充実がうれしいですね。バナナやレモン，氷砂糖などの他，パンなどもあって，・・・３６キロ？付近では，ミストシャワーや疲労回復のシール（？），山のように積まれた各種のパンと，疲れもあって，あそこで１時間くらいゆっくりしてしまいたいという誘惑に駆られてしまいます」
◆「ずっと出たい大会の一つでした。勇気をもってトレイルランに飛び込めない私にとって、フルマラソンが未舗装路であるというのは味わいたいものの一つでした」

＜大会概要＞

●大会実施日：６月初旬の日曜日
●コース：青葉公園～支笏湖林道～千歳市スポーツセンター　ダイナックス アリーナ

●申込期間 :２月 中旬－４月上旬（エントリーにはRUNNETの会員登録（無料）必要）
●会場：千歳市スポーツセンター　ダイナックス アリーナ
●行き方：JR千歳駅から会場付近（千歳市立図書館）まで往復シャトルバスあり

●種目：フルマラソン、ハーフマラソン、10km、3km、3kmファミリー
●制限時間：フルマラソンは６時間

●参加費：フルマラソン6000円、ハーフマラソン5000円、10km3300円、3km3100円、3kmファミリー3800円（2名）または4800円（3名）★高校生、中学生参加の場合は1800円　★団体戦あり

●参加賞：全員にオリジナルタオル
●特別賞：JAL日本各地空港発着ホノルル線往復航空券

●公式HP　千歳JAL国際マラソン
●主催：千歳市体育協会・日本航空・北海道新聞社・道新スポーツ
●主管：千歳JAL国際マラソン実行委員会・千歳陸上競技協会
●後援：千歳市・千歳市教育委員会・千歳民報社・千歳商工会議所・千歳観光連盟・北海道森林管理局