古都を走る「金沢マラソ」が、北陸新幹線開通に伴って2015年スタート!
北陸新幹線が金沢まで開業したのに合わせて、2015年に始まった「金沢マラソン」。11月中旬の日曜日に行われるフルマラソンだけの大会です。古都・金沢の豊かな自然や歴史的景観にひたりながらのマラソン・コース。
スタートは、金沢21世紀美術館、金沢市役所の近くの広坂通り。そこから一度金沢駅まで走り、Uターンして西茶屋街へ。山側にある普段は車だけの幹線道路を走り、若松町から兼六園そば、ひがし茶屋街を走り、白山連峰に近づくように北へ走り、北陸本線を超えてから、今度は金沢駅西口方面に向かいます。駅前通りでは駅と反対側に石川県庁のある新都心ゾーンをめざし、最後は石川県西部緑地公園陸上競技場でフィニッシュ。金沢を存分に堪能できる濃いコースです。
高低差は70mぐらい。スタートから下り上りが少しありますが、山側の幹線道路になる12キロ地点ぐらいで標高最高地点となり、その後はゆるやかな下り坂、最後のほうはフラットなコースです。
フルマラソンの定員は12000人。定員を超えた場合は抽選になりますが、初めての年、2015年は2.9倍の倍率だったと発表されています。この金沢マラソンの2週間後には、すぐ近くで富山マラソンが行われます。11月は、北陸にマラソンランナーが集合する月になりそうですね!
ロゴマークは、公募で96点の応募の中から県内在住のデザイナーのものに決定。江戸や金沢でその昔活躍した「加賀鳶」(火消し)の「まとい」をもって走る姿をイメージしたもの。金色を使うことで「金沢」を象徴し、加賀五彩の伝統色「臙脂(えんじ)」と組み合わせてあります。
また、「金沢マラソン2015公式ガイドブック」も発売されています。コース攻略のヒントの他、観光情報・グルメ情報も載ってます。出場しなくても、あると金沢観光に便利かもしれません!
<大会概要>
●大会実施日:11月中旬の日曜日
●コース:広坂通り(しいのき迎賓館前)をスタートし、石川県西部緑地公園陸上競技場をフィニッシュとするコース 〈日本陸上競技連盟、国際陸上競技連盟及びAIMS公認コース〉
●申込期間 :3月中旬-4月末頃(ネット、ゆうちょ銀行も可)
●種目:フルマラソン、定員12000人(多いと抽選)
●制限時間:7時間(時間制限の関門が途中9か所)
●参加費:フルマラソン10000円
●参加賞:Tシャツ(アシックスの特注品)
●公式HP 金沢マラソン
●主催:金沢マラソン組織委員会(石川県、金沢市、北國新聞社、石川陸上競技協会、金沢市陸上競技協会)
●主管:石川陸上競技協会、金沢市陸上競技協会
●特別後援:北陸放送
●後援:多数