ウォーキングやランニングで、自分に最適な速度が分かる心拍数の計算
まず、安静にして1分間の心拍数(心臓が血液を送り出す速度=脈拍)を測ってみましょう。方法は、左手の手首の内側にある静脈に、右手の人差し指と中指を当てて脈が打つ回数を数えます。これが、あなたの「安静時心拍数」になります。
次に、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動時の理想的な心拍数を出す計算式として有名なカルボーネン法というものがあるので、これにあてはめてみて、ご自分の理想の心拍数を出してみましょう。
カルボーネン法による計算式:
(220-年齢-安静時心拍数)× 0.4~0.6+安静時心拍数
★「0.4~0.6」というのは運動強度で、0.4を掛ければややゆるめの運動、0.6だときつめの運動になります。
ウォーキングやランニングをしているときの心拍数が、計算式の結果に近いならば、体力に合った速さで行っていることになります。
最初のうちは、ときどきウォーキングやランニングの途中で測ってみるといいですね。途中で1分間測るのは大変なので15秒程度測って、それを4倍してみましょう。何度か心拍数を測りながら歩いたり走ったりしていると、自分の理想の速度がわかってきます。
健康に不安がある人や歩きなれていない人は、理想的心拍数よりも高くならないように注意してください。
通常、ウォーキングを続けるほど、脈拍は上がらなくなっていきます。
もしウォーキングやランニングが終わった後、心拍数がなかなか下がらないならば、無理をしているかもしれません。そういう人は、ペースを落として歩いたほうがいいでしょう。
ウォーキングやランニングの途中で心拍数を計るなら、心拍数を計る機能がついたスマートウォッチや腕時計をすると便利です。安いものだと2000円前後の物もあります。もし興味があったら、下記をどうぞ。
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ウォーキングなどを続けていけば、脂肪燃焼しやすい体になり、心肺機能が高まり、運動能力も上がっていきます。こうなったらダイエットにも大変効果的です。
(※計算結果や情報等に関して、当サイトは一切責任を負いません。心拍数や計算結果は目安として、不安のある方は必ずお医者さんなどにご相談ください)