筋トレ(3)大腰筋を鍛え、腹筋で走らないようにする
大腰筋とは、脚の付け根あたりにあって、上半身と下半身をつないでいる唯一の筋肉であり、内臓よりも深いところにあるインナーマッスルです。
ランニングのときには脚をあげる筋肉として大事で、これを使わないと腹筋で脚を上げることになります。腹筋で走ると、とても疲れやすいランニングになります。しっかり鍛えましょう。
1.椅子などに腰かける。
2.脚は少し開き、座ったままお腹の前後を両手で挟んで、ランニングの姿勢を作る。
3.手を体の前でXに組み、肩より少し上げる。
4.3の姿勢で左脚を上げる。(少ししか、上がらないはずです)
5.4を10回繰り返す。10回目は、少し長く上げたところで止める。
6.右脚を同じように10回上げる。
*ちなみに、3をしないで、手を自由にさせると脚はラクに上にあがります。3をすることで、大腰筋のトレーニングになっています。
運動選手は筋トレのおかげで大腰筋が発達していて、背骨の太さより太い大腰筋を持った人が多くいます。一般の人は、背骨の太さよりも細い大腰筋しかない人が普通ですが、トレーニングによって大腰筋は発達し、運動選手のように太くなっていきます。