サングラス:選び方とおすすめ

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サングラス:選び方とおすすめ

サングラスは、特に昼間にランニングをするときには、必需品です。太陽や、アスファルトに反射した太陽のまぶしさを遮断するとともに、白内障の原因となるかもしれない紫外線が目に入るのを減少できます。そして風が強い時には、向かい風で走りにくかったり、目が乾いたりするのを防いでくれます。


ランニングをしていると、意外と細かい埃やゴミが目に入ることもあります。(コンタクトレンズをしている方は、よく分かりますよね)目を傷つけないためにも、ぜひ、サングラスを用意しましょう。実業団の選手などは、雨の日こそサングラスをかける人も多いそうです。


ランニングに限りませんが、スポーツ用のサングラスを選ぶときに大事なポイントは、
・紫外線を遮断する効果(UVカットの性能)
・耐久性
・レンズの透明度
・撥水性
・汗などでずれないこと


安い物や、数千円のサングラスだと、UVカットの性能がいい加減だったり、耐久性がなく割れやすかったり、雨の日には撥水性が悪くて使えなかったり、走っていてずれてきたりします。


またレンズに色がついていますが、その機能はレンズ内側の色によって判断できます。
黒っぽい色・・・・光を抑える。濃いほどに効果が高い。
茶・オレンジ・赤系の色・・・一定の色調を強調させ、物の輪郭をはっきりさせる。
黄色・・・悪天候や夜間、室内用で、明るさを際立たせる。


他にも、特殊なレンズがあります。
偏光レンズ・・・水面や雪面のまぶしさを抑える
調光レンズ・・・紫外線量によって、自動的にレンズの明るさが変わる

スポーツ用サングラスの人気・有名ブランド


サングラスのブランドでおすすめなのは、まず、スポーツ選手などが口をそろえて勧める「オークリー」。野球のイチロー選手がしていることでも有名なブランドですが、オークリーの機能は他のブランドから抜きんでて信頼性があると言われます。デザインもカッコいいです。価格は、2万円前後ぐらい以上と高いのですが、大事にすれば5年や6年使えるので、そこまで高い買い物ではないかもしれません。


オークリーのランニング用でおすすめは「レーダー」。目の周囲をしっかりと包み込み、広い視界を確保できます。


他にも、スポーツサングラス専門メーカーで「スワンズ」、「ルディプロジェクト」などがあり、また「アディダス」などもランニング用サングラスを作っています。どれもそれなりの値段がするので、お気に入りの、本当に目にいいものを選んでください。

初心者が選ぶ場合の具体的なおすすめ


最初に選ぶなら、お天気を気にしないでかけられる薄い色のレンズがおすすめ。全天候型レンズ(紫外線量によってレンズの色が変化する)のものもあります。


また、レンズを変えられるフレームのものを選んで、走りのレベルが上がったら違う色のレンズを買い足すという方法もあります。例えば、オークリーの「レーダーロック」なら、お天気に合わせた交換用レンズがたくさん別売りであるので、どんなお天気にも使えます。


黒いレンズを選ぶときには、同じような黒に見えても、かけてみると視界の明るさが微妙に違います。これは、レンズの可視光線透過率によるものです。10%~20%だと暗めなので晴れている日にしか使えないそうです。20~30%なら、晴れでも曇りでも使うことができるそうです。「最初に買うときには、23%のレンズがおすすめ」とオークリーのアドバイザーの人のアドバイスです。


ランナーによっては、わざと濃い色のレンズを選び、周囲の余計なものは見ないで走ることに集中できるようにする人もいるそうです。短距離選手の場合や、また高橋尚子さんも現役時代には濃い色のレンズで走っていました。


サングラスも、シューズ同様、軽さが大事です。レンズの周りをフレームで囲んであるタイプ(フルリムタイプ)は、どうしても重くなりがち。できれば、スポーツサングラスは、30g以下を選びたいという人もいます。


夜ランでも、風やゴミから目を保護するためにサングラスをかける人も多くいます。夜は、黄色やオレンジ色のレンズだと、コントラストが上がって周りが明るく見える効果があるので、おすすめだそうです。

試着するときは、フィット感を確認!


走っていると、振動や汗でサングラスがずれてきたりします。試着するときには、顔をしめつけすぎないか、ずれおちないか、次の3つのポイントで確認しましょう。


1.レンズの下側の頬との隙間
ここが狭いとレズが当たってずれやすくなり、頬ともレンズが擦れてしまいます。小指の先が通るくらい、間隔があるのが理想だそうです。笑ってみて頬にレンズが当たらないかどうか、確認するのもいいようです。


2.鼻あて(ノーズパッド)部分
鼻あての幅が狭いほど、鼻の上の部分で止まり、広いほど下で止まります。気持ちよくフィットするものを選びましょう。鼻にあたる部分は、ゴム素材(ラバー)のほうが、汗をかいても滑りにくいようです。


3.側頭部のフィット感(耳の上、つるが当たるところ)
耳の上のところには神経や血管が通っているので、圧迫すると頭痛や吐き気を起こしたりすることもあります。きつく耳の上にくいこむようなものは、やめましょう。


最後に、何度かジャンプしたり頭を振ってみて、ずれないかどうかも確認するほうがいいようです。一緒に帽子をかぶって走るなら、帽子をかぶって試着しましょう。

UV加工(レンズ表面のUVカットコーティング)効果の賞味期限


表面にUV加工がされたレンズは、衝撃や熱に弱いそうです。例えば、熱い日なたに長時間サングラスを置いておくと、レンズが熱で膨張してしまい、そのときに肉眼では見えない程度のひび割れがUV膜にできて、紫外線がそこから入ってくるようになってしまいます。


表面のUV加工やUVカットコーティングではなく、レンズそのものにUVカット素材を入れたものなら、効果の時間も長くなります。


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