走ると暑くなりウィンドブレーカーを脱ぎたくなる時もあるので、そんなときに丸めてウエストバッグに入れられるような薄いウィンドブレーカーが、とっても便利です。

また大変寒い冬でも、ウィンドブレーカーは、厚手のものや裏に起毛のあるものではなく、薄手のウィンドブレーカーがいいというランナーが多くいます。理由は、「寒いのは、走り始めの少しの間だけ」「気温や風の強さによって、グローブやネックウォーマー、アームウォーマーを着用して冷えやすい部分をカバーすれば快適だし、暑くなったら途中で取ればいい」「ウィンドブレーカーは防風や雨除けと考え、インナーのシャツの重ね着で温かさを確保する」「暖かいウィンドブレーカーだと、インナーが薄着になって汗がウィンドブレーカーにも触れ、洗濯を頻繁にする必要が出てきてしまう」「暖かいウィンドブレーカーは重い」などです。

朝晩マイナス5度などになる地域で走っているランナーにも、同様の人はたくさんいます。移動のときには、厚手のウィンドブレーカーがあると助かりますが、ランニングのためには、薄手のものがあれば、とりあえずは十分です。

そんな薄手のウィンドブレーカーで、おすすめは、「モンベル」の「U.L. ストレッチウインドジャケット」や、「EXライト ウインドジャケット」。たたむと缶コーヒーや携帯電話ぐらいの大きさになり、ポケットに入れてもあまり気になりません。撥水性にも優れています。値段的には格安とは言えませんが、これひとつあれば、ランニングの際のジャケットとしては十分でしょう。雨具にもなるので、通年使用することができます。